LA POCHE_ANNE_BLACK
LA POCHE_ANNE_BLACK
1920-40代のレスリングシューズをデザインソースに作成しました。
昔のスポーツシューズはキャンバス製が多くみられますが、 耐久性を求められたスポーツには革製も存在していました。
これはアスレチックブーツとも呼ばれています。
レースホールが多く、又シューレースの間がギュッと狭いことで パンツから見えるシルエットは美しく足元を引き締めます。
紐はBLACK.BEIGEの2色付属されます。
女子レスリングの歴史はまだ浅く1987年から公式となったスポーツです。
商品の名前はANNE(アン)と名付けました。
レスリング女子の公式試合初代チャンピョンの”アン”さんから名前を取りました。
革は姫路にて鞣したオリジナルカーフレザー " Dutch tarwe calf"を使用しています。
もっちりと弾力があり、上品な艶が出ます。
履いていくと自分の足の形に馴染んでいくのがわかります。
履くたび愛着が沸き、育てたくなる靴が誕生しました。
【 Dutch tarwe calf 】 ダッチタロウェカーフ 革本来が持つ経年変化の楽しみと深みを知って頂きたいと思い、 私たちは今季、新たなレザーを開発いたしました。
日本の伝統的な革産地、姫路にて鞣したオリジナルカーフレザーです。
原皮はオランダ産の良質な子牛を用いて古来から伝わるタンニン鞣にて製作しました。
原皮のこだわりはもちろんですが、何よりも鞣(革作り)の方法と染色に注力しました。
普通はクローム鞣しの顔料仕上げは均一された仕上げであり、革の表面も安定しますが、経年変化という点では少し劣ります。
その分タンニン鞣しは成分が反応し時間の経過とともに艶が増し皺が残る特性があります。 タンニン鞣しはその特性上、少し硬くなりやすいですが、ここはタンナー(革工場)の長年の経験と、水により柔軟なタンニン鞣しの革ができました。
女性の靴の革で使用されるのはとても珍しいワイルドな革です。
また使用による経年変化が出やすくなるように、表面の仕上げは染料だけで仕上げてますので、クリームの浸透が良く、お手入れで黒みが増し、美しい表情に仕上がっていきます。
手間が掛かる鞣し方法ではありますが、革が持つ変化を楽しんでほしいという思いでカーフ製作に至りました。
ラポシュではANNE, MATHILDAに使用されています。
~~~以上メーカーHPより転載
ホールのたくさんあるレースアップのブーツは正直少々面倒です! が、馴染んでくると不思議とするりと履けるようになります。
女性にとってブーツを育てるという感覚はあんまりないのかもしれませんが、私は育てるのが楽しくてしょうがない。 そんな女性が実はいっぱいいるんじゃないかと思っています。